樹木葬の埋葬までの流れを解説!注意点も
自然と共生する新しい供養方法として注目を集めている樹木葬。従来の墓石を用いた供養とは異なり、遺骨を土に還し、その上や周辺に樹木を植えることで故人を自然の一部として偲ぶことができます。
なお、樹木葬を選択する場合は、その流れや手続き、注意点をしっかりと把握しておくことが重要です。
この記事では、樹木葬の申し込みから埋葬までの一連の流れを解説し、スムーズに進めるためのポイントや注意点について詳しくご紹介します。樹木葬を検討している方々が安心して準備を進められるよう、必要な情報をお届けします。
樹木葬の申し込みの流れ
樹木葬の申し込みの流れは以下の通りです。
①情報収集
樹木葬を選択する際には、まず情報収集から始めましょう。インターネット等を利用して、樹木葬を提供している寺院や霊園の情報を集めます。アクセスや費用、管理体制など、各施設の特徴を比較し、自分や家族に合った場所を見つけることが大切です。
②現地見学
次に、候補となる寺院や霊園を実際に訪れて見学します。現地見学では、施設の環境や管理状況、スタッフの対応などを確認します。また、樹木葬のエリアや樹木の種類、埋葬場所の雰囲気などもチェックしましょう。質問があれば、その場でスタッフに尋ねることで、具体的な情報を得ることができます。
③契約・入金
見学後、希望する樹木葬の場所が決まったら、契約手続きを行います。契約内容や料金、支払い方法について詳しく説明を受け、納得した上で契約書にサインします。その後、指定された方法で入金を行います。支払いが完了すると、樹木葬の権利を正式に取得することができます。
④墓地使用許可証の受け取り
最後に墓地使用許可証が発行されます。その許可証は、樹木葬の使用権を証明する重要な書類です。郵送または手渡しで受け取り、大切に保管しておきましょう。これで樹木葬の申し込み手続きは完了となり、埋葬を行う準備が整います。
このように、樹木葬の申し込みは情報収集から始まり、現地見学、契約・入金、そして墓地使用許可証の受け取りというのが一連の流れになります。
樹木葬の埋葬までの流れ
樹木葬の埋葬までの流れは以下の通りです。
①死亡届の提出
樹木葬の埋葬を進めるためには、まず死亡届の提出が必要です。死亡届は、故人が亡くなった日から7日以内に提出しなければなりません。提出先は故人の住民登録がある市区町村の役所です。必要な書類としては、医師が作成した死亡診断書などです。
提出時に確認される情報には、故人の氏名、住所、死亡日時、死因などがあります。この手続きを迅速に行うことで、その後の火葬や埋葬の手続きをスムーズに進めることができます。
②火葬許可証と埋葬許可証の受け取り
死亡届を提出すると、役所から火葬許可証が発行されます。火葬許可証は、火葬を行うために必要な書類であり、それがないと火葬を行うことができません。火葬後には、その火葬許可証が埋葬許可証に切り替わります。
埋葬許可証は、遺骨を埋葬する際に必要な書類です。火葬許可証および埋葬許可証の受け取りと保管は、葬儀社が代行することが多いですが、自分で行う場合はしっかりと管理することが重要です。
③通夜・葬儀
その後、通夜と葬儀の準備を進めます。通夜と葬儀は、故人を偲び、遺族や友人が最後の別れを告げる大切な儀式です。葬儀の形式や進行については、宗教や故人の希望に応じて決めることが多いです。
寺院、葬儀社と相談しながら、準備を進めます。通夜や葬儀では、多くの人が集まるため、会場の手配や参列者への案内など、細かい点にも注意を払う必要があります。
④火葬
葬儀が終わると、次は火葬が行われます。火葬場に移動し、火葬許可証を提出して火葬を行います。火葬後には遺骨を拾骨します。拾骨も遺族が火葬場の担当者と一緒に行う重要な儀式です。
遺骨は骨壷に納められ、その後、埋葬許可証とともに保管します。火葬場での手続きやマナーについても、事前に確認しておくことが大切です。
⑤埋葬
火葬が終わると埋葬の準備です。指定された樹木葬の場所に遺骨を埋葬します。埋葬には、埋葬許可証が必要です。寺院や霊園のスタッフと協力して、遺骨を丁寧に埋葬します。故人を敬い、自然と共生する樹木葬を心を込めて行いましょう。
樹木葬の埋葬までの流れを把握し、各ステップで必要な手続きや注意点をしっかりと確認することで、スムーズに進めることができるでしょう。
樹木葬の流れを確認
今回は、樹木葬の一連の流れを紹介しました。事前に流れを把握し、各ステップでの必要な手続きや注意点をしっかりと確認しておきましょう。
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永代供養なので、管理や後継者の心配が不要で、境内は、四季折々の花々が咲き誇る美しい庭園に囲まれており、故人を静かに偲ぶには最適な場所です。永代供養の樹木葬は、経済的な負担も軽減され、安心して故人を見守り続けることができます。
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